080721 オチコボレの分類など
〇既存の安定した道を歩く、どの席を占めるかは競争や門閥も影響する
a1、エリートコース
能力もあり、努力もするのでコースの一番いい席を占める
a2、努力家で運の悪いケース
運というものは摩訶不思議なものです
a3、レールに乗っていても、全部安泰とはいかない。寿司ずめで立ちっぱなしも
ある。
さらに、デッキにぶら下がるようなこともある。
〇コースから外れてしまうと、道を自分で開かねばならない
b1、確信犯的オチコボレ これはa1よりすごい
ex立川談志─高校1年で小さんに弟子入り
立川談春─高2で談志に弟子入り
リスクが極めて大きい
b2、あきらめ自覚型オチコボレ
人並みにやっているつもりだったが、余計な事をしてレールから外れる
ex高校大学ぐらいはいくが、何をやったらいいかよく分からず、ボーとしている
うちに落ちこぼれる
気がついてみるとレールから外れているし、居直ってレール外で生きていく決
意をする
b3、なんとなくオチコボレ
オチコボレの自覚もしないオチコボレ
〇私のオチコボレ体験
・「どーも俺はオチコボレているなー」とは思ったが、レールに乗っている人との差
別=端的にいえば身分の違いが分っていなかった。
・私の場合は、「せめて失業保険のあるくらいのところに就職したい」と思っていた
・今はどうなっているか分からないが、昔は求職広告などに「各種保険あり」と出
ていると、一応安心な職場だとした。
・アルパックに行ったとき、とにかく皆のために早く失業保険などの整備をしよう
とした。
・それに抗議する従業員がいた。「絶対に失業することがありえないのに、なぜ保険
料をひかれるのか」。A君のこと。
・つまり、よく受験勉強をし、国立大学に入り、大学院を出ると、そういう自信が持
てる国、そういう待遇が受けられる国だということが暗黙裡に前提となっている。
〇グローバル化の中ですこし変わる
・1985年頃から変化の兆しはある。
教育とは答えを教える・答え方を教える……答があることを習う
・オチコボレの楽しみは、ないかもしれない方法を探す・見つけだす
・考える労働と単純労働の、賃金差の拡大
単純労働は途上国の賃金と同じになる
・今後はオチコボレでも、自分で発見する仕事屋が評価される。そうせざるを得な
い。
・仕事、労働のグローバル化